「Visual Factory」とは
生産現場の状況把握や意思決定プロセスに合わせて、工場内の設備・人・モノの状態・動きを表すIoTデータを取得し、可視化できる仕組みを構築するシステム構築サービスです。本システムは、当社が開発した製品・ソフトウェアで構成し、生産現場の環境に合わせて柔軟に構築することができます。お客様はVisual Factoryを活用することで、拠点ごとの生産進捗状況を出来高で把握し、遅れが発生したラインや設備のアラームを確認し、関連する設備・人・モノの状態からQCD向上への対策立案と迅速な意思決定を行うことができます。
Q:品質と加工条件の相関分析や、部品ごとの品質トレーサビリティにより再発防止や要因把握を支援
C:設備や人の稼働状況と不良品の発生状況を統合し、ボトルネックの原因追及や改善提案をサポート
D:ライン単位の出来高や設備稼働状況・人の位置・モノの滞留状況を可視化、遅延要因の把握を支援
国、地域を超えたグローバルな生産拠点を、工場・ライン単位で可視化(あんどん、ダッシュボード)
例:本社で世界各国の工場、ラインの稼働状況を把握でき、計画遅れを可視化(出来高・工程進捗)

設備や品質のロスを可視化・効率を評価(設備総合効率・OEE)
例:OEE(設備総合効率)の算出:設備稼働率×性能稼働率×良品率

設備・人・モノのIoTデータを活用し、計画外停止の要因を把握(マン-マシンチャート)
例:設備のアラーム発生から復旧までに要した時間や原因を特定するために、作業員の位置と作業内容を確認

品番・工程ごとに製品の品質データを可視化し、不良発生要因を特定(品質データ管理)

例:測定データ、外観検査データをシリアル番号と紐付けて管理・検索
Visual Factoryでは、組立加工製造業をモデルにした可視化メニューを用意しておりますが、生産現場の特性に合わせ可視化メニューを選択・カスタマイズすることが可能です。また、本システムで利用するデジタルデータの取得には、シーイーシーが従来から提供している設備や人・モノのIoT製品と連携して活用することができます。